観劇以外

もはやタイトル詐欺のあなぐま(anagmaram)別館。本館→https://anagmaram.hatenablog.com/

お疲れ様を言いたくて

ブログの使い分けですが、そんなに大っぴらに言わなくていいかな、みたいなごく私的な日記にとどまることをこっちに書いています。小声でこそっと話したいことはこっちに…まぁ、インターネットなので、実質関係ないんですけどね。笑

 

今週のSUITS2を見ていたんだけど、小笠原くんがお役御免になるくだり、とっても気の毒で胸が痛んだ。という日記。

だって、いきなり意気揚々と戻ってきた前任秘書に「荷物をまとめて今すぐ出て行って」って真正面から言われるんだよ!

いやあのさ、まずふつう先に挨拶とか!お疲れ様とか!いろいろあるでしょ〜!?なった。笑

おそらくは原作のアメリカ版を踏襲したのだと予想はしますので、致し方ないのだろうと思いつつ。

 

きっと、なんだかんだいってチカ先生と甲斐先生は、玉井さんをなるべく早くに呼び戻すことを前提として、緊急でとにかく誰かに居てもらうことを最優先に、派遣スタッフをアサインする判断をしていたのでしょう。なので彼らにとって小笠原くんは、ファーム(の中のチカ派)にとっての「内輪」の存在には、どんなに頑張って働いたところで、決してなり得なかったのだろうな。そしてあの感じだとさらに玉井さんはもともと業務委託契約なのかもしれないと思った。

…まぁそのあたりは憶測なのでいいのですけど、とにかくあなた方「内輪」のアレコレで急に人をやめさせ、その穴を埋めるために新たに人を雇い、仕事を依頼していたのだから、その「内輪」の世界に元いた人を呼び戻せて元どおり、みんな超ハッピー!…なのだとしても、そこから去ることになる相手に最初に伝えるべきはどうしたって「お礼」であってしかるべきなんじゃないのかなぁと思った。

だって、「出て行って」って、つまり蟹江先生が頻発するところの「Get out」だからなぁ。なにかまずいこと、気に食わないことをした相手に向かっていうかなり攻撃的な言葉だからなぁ。

小笠原くんは職務を果たしていただけであって、前任のツーカーな秘書に比べて至らないことはもしかすると沢山あったのかもしれないが、だとしてもそこに存在してることに関しては感謝されこそすれ、なんにも悪いことしてないはずなので、かける言葉として「出て行って」はあんまりだと思うよね。

正直玉井さんの件は、背景にいろんな感情のもつれも大きい辞める/辞めない騒ぎだったなと思うからこそ、「急な依頼で迷惑をかけたけれど、これまで代わりを務めてくれてありがとう」くらいは言っちゃれよ〜と心から思った。べつに小笠原くんは君の場所を望んで奪っちゃいないんだぞ。。

 

内輪を愛し、仲間と結託する強さがあるチームはたしかにすごく強いかもしれないけど、本人たちも気づかないところでとかく無自覚に排他的になりやすい側面もあるな…と、社会人生活をしていて思うことが過去にあったから、小笠原くんのあの追いやられ方にはガチで心が痛んでしまった。…まじめか?(まじめなんですよ)

好意的に解釈するならば、彼らにとっての上杉という強大な敵の存在があまりにも身近すぎるがために、内輪の「外」の事象に対してはケアする余裕がないのかもしれないですね。

 

でもそうして突然の退席を促されたあとの小笠原くんは一切オドオドするでもなく、そうですか、ではそれなら、といった風情ですっと切り替えも素早く立ち上り、堂々とすたすた歩み去って行って、かっこよかったです。それでいいと思います。次行こ、次〜!

 

小笠原くんなら、もっと生き生きたのしく働ける職場がきっとすぐ見つかるよ!幸あれだよ!お疲れ様でした!

…とどうしても言いたくて、Twitterで書くと長くなりすぎそうだったので、ブログに書きました。書いたら気が済んだので寝ます!

(マジレスしなくて良いところにしてしまったやつです。笑)