本を読みたい(読めてない)
ここ数年、本当に本が読めていない。危機感を持つくらい読めてない。
その理由は明らかで、「趣味が忙しい」から。舞台を見るって周辺の諸々を含めてなんかしらんけどめっちゃ時間を必要とする趣味なんですよ!
…あれ、結局観劇の話しそうだな。観劇以外じゃなかったんか?まぁいいや。
わたしが唐突に舞台おたくになったのは2013年の春先くらいの出来事なんですけど、それ以前は本当に目立った趣味がなくて、長らく履歴書の趣味の欄に「読書」としか書けない人生を送ってました。
一番本を読んでいた時期は読書日記をつけてたんですが(とはいってもたしか1年しか続かなかったんだけど)、そのときは年間に120冊くらいは読んでいたはず。社会人2年目くらいだったと思う。
それが今や、月に1冊読んでるかな?っていう状況で、さすがにほんと、危機感を覚えています。
今全く本を読んでない理由をいくつか考えたんだけど、
- 単純に時間が足りない(推しを追うのにまじで忙しい)
- フィクションを摂取したい欲が観劇でめっちゃ満たされている
- 本を買ってももう本棚置く場所もないから買うのに躊躇する、けど電子書籍に移行できない
この3点が大きそうです。1-2点目は観劇趣味を持ってる限り、変わることがなさそう…笑
2点目について補足すると私が読む本、基本小説オンリーです。読んだとしてあとはエッセイ。実学?っぽい本を本当に読まない…!なのでフィクションを摂取する対象として本を捉えているところあります。
3点目はほんと悩ましいんですよね…!電子書籍、読めたらいいんだけど、明らかに頭痛が誘発される体質っぽくて困ってる。Kindleも持ってるんですが、通勤中にKindleで本読んでた時期めちゃくちゃ頭痛に悩まされたので因果関係がわりと明白そう。。
あと視覚的に「のこり何ページくらい」が分からないのが苦手で!「あと何分で読み終わります」もわりとバグるしな…。まだこれくらいあるだろう、と思って読み進めてた小説が唐突に終わった時の気持ちの行き所のなさよ…!
と、本が読めない理由をいろいろ並べ立ててしまいましたが…ちゃんとした「文章」のインプットを怠ると、アウトプットが細ることは目に見えているので、2019年は意識して本を読むようにしようと思います!ことしの目標のひとつ。本を読む!
その一環として、いわゆる「名作」で読めてないものにどんどんチャレンジしていけたらな、と思っています。
私まじで日本近代文学を通ってきてなさすぎるんですよ。いちお文学部なんだけどな…。うちの大学、近代文学扱ってる先生いなかったからな…。
まともに読んだことのある昭和の文豪が誰一人として思いつかないんですよね。。お恥ずかしい。
なので、今年はとりあえず名作を読んでいこう!と思い、さっき仕事帰りに本屋に行きました。
そして、なんか気づいたら全然違う本を買ってました。(なんなんだよ)
- 作者: 清水朔
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/10/27
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わ~い確実に好きなやつ!という予感がするので、とりあえず2019年の1冊目はこれにしようと思います。いきなり初っ端から易きに流れた感が炸裂していて先行き不安ですね。
でも近代文学の名作を読む、も諦めないでやるぞ!?今一番読みたいのは「細雪」だ!!!
なんていうのかな、今同じように書け、って仮に現代人がいわれても使いこなせない日本語の流れや空気って、絶対にあるよねと思っていて。近代文学には近代文学にしかない色使いを感じる…そういう文化的資産みたいなもの、自分から取りに行かないとやっぱダメだなと年をとって思うようになりました。
なんでそんなにインプットにこだわるの?とは思うんですけど、やっぱり定期的に質のよいものをなるべくたくさん入れていかないと、「エンタメを味わう基礎力」みたいなものがどんどん目減りしていく気がするんですよね。
なんだろうな、受け取る力、解釈する力、そのへんにインプットの質が直結する気がしている。
そしてそういう意味でも、観劇ってすごく自分の嗜好性にあってるんだな、とは思います。全身で五感をフル活用して浴びるようにフィクションを摂取できるって、観劇でしか叶えられないことだと思うんですよ。想像力もめちゃくちゃ鍛えられるし。あの一つの別世界に入り込む没入感がほんとたまらないんだよな。なんかもう、観劇isライフワークと呼んでもよさそう…。
というわけで、結局観劇に話が戻ってしまいました。怖いな。笑
趣味として向いてるっぽいからもう仕方ないですね!
本に関しては読めたらここに記録も残していけたらいいなとおもうのでがんばってみます。
でも1ヶ月に1作の名作を読んだとて、1年で12作品しか消化できないんだなぁ…!時間足りないな~!!?(※そして話は振り出しに戻るのだった)